コイルガン戦車Mk.2(仮)〜製作計画〜

コイルガン戦車Mk.2(仮)〜製作計画〜




さて、前回制作したコイルガン戦車は、有線式で、走行速度があまり早くありませんでした。また、有線式であるがゆえに、扱いも慣れないと大変でした。
さらに某動画投稿サイトで、「無線式にしようよー」とか、「しょぼい」とか何とか言われましたし、別のサイトでは「takes to long to charge and you need to make it remote control」※などと海外の方からご意見いただきました。
ここまで意見が出たら、やはり、作るしかないでしょう。
と言う訳で、今回は計画から何からちまちま立てて、市販品のRC戦車にいろいろな意味で負けないような物を作りたいと思います。
それでは、再びコイルガン戦車制作にお付き合いください(笑)
※要は「充電時間が長すぎますし、あなたはそれをリモートコントロールするものを作らないといけないですよ」ということ。つまーり、無線にしないといけないですよ。という事です。)
前回制作したコイルガン戦車初号機「怜奈」は、初めからコイルガン戦車として計画したものではありませんでした。
なので、今回は、初めからいろいろ計画を立てて、制作していきたいと思います。
そもそも、「なんで戦車を作るのか?」なんて思う方がいらっしゃるでしょうが、インパクトがあり、こういう実験に興味を持っていただく事と、自分の技術力を試すためです。
先に言っておきますが、ボクはもちろん戦争反対です。ですが、世界に通用する戦車を作れる国は、今は先進諸国の一部のみです。ドイツ、アメリカ、日本、イギリス、ロシアなど、工業力、技術力が進んでいる国ばかりです。
つまり、戦車を作るという事は、自分の持つ技術力が分かる訳です。
もちろん、モデルと本物は違いますが、根本は同じです。人を殺傷しない事などでは、モデルの方が上です。そういう訳で、作ります。それ以前に、人に向けて撃てば科学技術の悪用です。

 

コイルガン戦車Mk.2(仮)の主な性能(予定)

まず「怜奈」の改良すべき点を挙げていきます。それらを改善、もしくは改良した性能にしたいと思います。
・有線式だったために、操作範囲、移動距離が限られていたので、無線式にする。
・コイルガンが単発式(第二次改修後もそのまま)だったので、初めから弾倉を付ける。
・ボディなどがなく、基板やコードがむき出しだったので、それらを収納する装甲つきボディを取り付ける。
・走行速度が遅かったので、早くする。
・砲の操作を完全RCで行う。
・多段式コイルガンの搭載。

などがあげられます。
これらの条件をすべて取り入れるとなると、現在の「怜奈」よりも少し大きくなります。また、赤外線投光器など、恐らく当分必要ないであろうな機能は取り付けません。

必要なもの

必要なものを、取りあえず挙げてみます。
・キャタピラセット

今回は、タミヤの「トラック&ホイールセット」を二つ使用します。一つでは、長さが足りないからです……

・ギアボックス

走行用と砲を旋回、上下させるために、四つ使います。クランクギアボックスは、旋回、上下に使用します。

・電源

電源は、COM端子を使用した、10.5V、9V共用電源です。青い導線がCOM端子です。黒と青の組み合わせが9V、黒と赤の組み合わせが10.5Vです。

・多段式コイルガン(三段、158.4J)

多段式コイルガンは、三段のものを搭載予定です。一段目には、弾倉をつけ、自動装填させます。もちろん、RCで充電、発射させます。

・RC基板

今回は、RC(ラジオコントロール)で操作を行うため、使用しなくなったラジコンからRC基板を取り出します。
使用するのは、走行用にひとつ、砲の操作にひとつ、コイルガンの充電、発射にひとつ使用します。合計、3chです。

以上のものを使い、コイルガン戦車Mk.2を製作します。相変わらず実用性は皆無ですが、楽しめればそれでいいとボクは思っています。
ちなみに、コントローラーは、当分一つにできないと思います……
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